“音”の世界から、建築・暮らしを考える

“音”に関わりながら、騒音問題、ピアノ室・音楽室の設計、自然材料に由来する新しい音の材料を開発、音システムの開発など、気が付いたことを記していきます。
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自然・建築・防音
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低周波騒音と調査
*マンションなどの住宅、工場・ビルなどの騒音対策の基本は、音測定で「問題の音」を特定し、「音源」を特定し、分析をすることから始まります。 その結果に基づいて、防音対策プランを作成し、ご提案します。

神奈川県 川崎市麻生区
下麻生1-6-22-705
株式会社ヴォイス

代表:西村文利(一級建築士)
FAX 044-988-4745
TEL 090-1564-8206

六番町店 ダ・ヴィンチ店
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電車の騒音・振動

 もう5年前くらいになります。静岡の新築早々の教会から、相談がありました。
高名な建築家の設計で、在来木造で、お金を掛けずに、結構シンプルでモダンな建物でした。
ところが、道路を挟んで反対側が、鉄道の線路。
電車が通る度に、地面が揺れる、轟音が窓から襲う、とてもミサを上げられるような状態ではありませんでした。
基礎はベタ基礎、今流行の免震などない時代の話しです。まともに振動が伝わります。
空気伝搬の騒音も、スマートな縦長の窓が並び、ガラス1枚。

何故、騒音が予想される線路側に窓を付けたのか?
→電車から、かっこよく見えるように

何故、基礎のコンクリートの下に、絶縁として、例えば高密度のウールを敷くなりしなかったのか?
→寄付金だけで建てられたので、予算がなかった。

???、とても信じられない話しでした。

その設計はともかく、対策をしなければなりません。
当然、建てたばかりで予算はありません。

いろいろお話しをし、なるべく安く入手できる材料を、信者の方のボランティアで、対策をすることにしました。
決めた方法は、先ず床は、安い厚めのフェルトを敷き、その上に寄付のカーペットを敷く。
最も透過がヒドイ窓は、ガラスの内側に、PETウールを詰め込み、アクリル板で押さえる、ことにしました。
その結果、何とかミサができ、お話しが聴こえるレベルにすることが出来ました。

高名な建築家は、「安い設計料だから、仕方がない。」と言って、相談に乗ってもくれなかったそうです。本当は、その名を公表したいところです。
またまた“建築家”。
建築家って、一体何なのですかね?

電車・地下鉄の騒音 | 15:50 | - | - | - | - |

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