“音”の世界から、建築・暮らしを考える

“音”に関わりながら、騒音問題、ピアノ室・音楽室の設計、自然材料に由来する新しい音の材料を開発、音システムの開発など、気が付いたことを記していきます。
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自然・建築・防音
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低周波騒音と調査
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最近多くなってきた、騒音問題…浴室換気乾燥暖房とディスポーザー

 やっと時間ができました。

何と、昨年の12月以来、なのですね。

今回は、長くサボり過ぎてしまったようです。

 

 書きたいことは、たくさん有ります。

有りすぎて、何から書こうか?迷った結果、最近多くなってきた、「浴室換気・乾燥・暖房機」「ディスポーザー」からの騒音、これから始めます。

 

 先ず「浴室換気・乾燥・暖房機」

最近売り出しのマンション、ほとんどにこの機械が付いています。

キャッチ・アイテムなのでしょうか。

 昨年から今年に掛けて、ご相談が多く、測定調査にうかがい、解決のための「報告書」を作成してきました。

メーカー・機種により、ピークの周波数・音量に違いがありますが、すべて、低周波音については、環境省「低周波音問題対応の手引き書」、「心身に係る苦情に関する参照値」を、大きく超えていました

南大沢グラフ
 

 このグラフは、都内マンション・自宅内の測定結果です。

立ち入り確認ができませんでしたが、発生源は上階から、と思われました。

この機械の場合は、低周波音・40Hzのピークが、参照値を超えていました

文字が小さくて、見難いかも知れませんが、廊下・洗面・室内、すべてで大きく響いていました。

ボクの感覚では、「ぜん動する」という感じで、床が唸っていました

 

 他のマンションでは、ここまで大きくはなく、周波数も違っていたりしていましたが、似たような音・振動になっていました

これは、管理組合の問題にとどまらず、売り主・設計者・施工者・メーカーの責任なのでは?とボクには、思えます。

案の定、管理会社は「個人の問題」として、拡大を抑えてしまいました

 

 結局、この方は、売却して、建て売り戸建て住宅を買われ、引っ越してしまわれました。

実は前後して2件、ご相談者が同じように売却され、引っ越しをされました。

同じように、管理会社は「個人の問題」として、取り合おうとしてくれなかったようです。

 


 これと同質の問題として、最近「ディスポーザー」の騒音問題が、多くなってきました。

実は10数年前、アメリカに憧れて、ディスポーザー付きのマンションが流行ったことがありました。

その時は音はともかく、排水管のつまり、臭いなどが大問題になり、結局東京都が下水処理ができないとして、ディスポーザーを認めない決定を出し、それ以降無くなった問題でした。

 それが最近、認められるようになったのか、高級マンションにはほとんど、ディスポーザー付きで売り出されています。

以前のものと違うのは、排水管の先に処理設備を設け、再処理しているようです

 今回の騒音問題は、この処理設備からの騒音、問題です。

これはつい最近の問題で、売り主が相手になっている場合が多いようです。

引き渡し前、もしくは後でも間が無いので、売り主が交渉相手になっているようです。

 

これも「浴室換気・乾燥・暖房機」と同様、売り主・設計者・施工者・メーカーの責任なのでは?とボクは、考えます。

 

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